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糖尿病内科について

血糖値検査

糖尿病というのは症状もなく、目に見え確認できるものは血糖値という数値のみです。

そして治療の目標は、合併症を予防することです。だから患者様には、病気が治った、痛みがなくなったという治療の効果を実感することが難しい病気でもあります。

何も起こらなかったからよかった、と実感することは難しいのです。

そういった意味では、糖尿病内科医は患者様に「これはダメ、あれもダメ」「もっと運動をしましょう」と叱言ばかりというイメージかもしれません。

しかし、これまで心筋梗塞を起こしたり、アルコール性の急性膵炎を起こした患者様を診るたびに、こうなる前に何かできたのではないかと感じてきました。

患者様にとって最も幸せなことは病気を発症しないことです。もし予防可能な病気をひとつでも予防できれば、その人の人生はひとつ幸せになるはずです。

治療は一人ひとりの患者様にしか行えません。しかし、予防の方法は一度に多くの病気を予防することが可能です。

近年の食生活の変化により、急増している生活習慣病の代表である糖尿病は、まさに予防が可能であり必要な病気です。

私達にとってとてもやりがいのある分野だと感じております。

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糖尿病の定義

糖尿病とは、尿に糖が出る病気と思われているかもしれません。

実際には、それ以前に血液中のブドウ糖が上昇することで尿に糖が出ます。したがって、診断は血糖値を測定します。

血糖値が上昇するのはなぜか。それにはインスリンというホルモンが関わっています。

インスリンと聞くと注射の薬をイメージする人も多いと思います。あまりいい印象はないかもしれません。

インスリンとは、もともと体中に存在するホルモンです。膵臓の中に存在するベータ細胞から分泌、血糖値を下げます。血糖値を下げるホルモンはインスリンが唯一の存在です。ここの働きが悪くなると血糖値が下がりません。

注射器
問診

糖尿病の症状

高血糖による症状として、口やのどが渇く、水をがぶがぶ飲むようになる、トイレが頻回になる、体重が減るなどがあります。

しかし、これらはかなり高血糖が悪化するまで通常は出ず、大部分の患者様は自覚症状がありません。

検診などで血糖値などを測定し、はじめて気付くことが多いです。定期的に検診を受けることが重要です。

血糖値データ
トイレ
水